老犬ホーム見学

今日は、平塚にある『老犬ホーム オレンジライフ湘南』さんの
動物関連の事業者・学生対象見学会に参加させてもらって来ました。

「老犬ホーム」と聞いて、どんなイメージですか?
老犬になって飼い主や家を離れて、かわいそうに…とか、
なんて無責任な飼い主なんだろうとか…ですかね。
私も正直、以前はそんな感じでした(^^;

でも、わんちゃんの高齢化と共に飼い主の高齢化で、
介護したくても出来ない飼い主さんや、
仕事で昼間は留守にしてしまう飼い主さんなどの
『駆け込み寺』的存在が老犬ホーム。
けして、姥捨て山じゃありません!

オレンジライフ湘南さんの場合、後ろ髪をひかれる思いで
仕方なく預ける飼い主さんがほとんどで、責任感が強く、
わんちゃんに対して深い愛情を持った飼い主さんばかりだそうです。

代表の方もお話されてましたが、人間で言えば高齢者の
デイサービスやお泊りデイサービス♪
オレンジライフ湘南さんにて過ごすことで、
他の子たちに刺激されて歩けるようになった子や、
明るく活発になった子も居るそうです。

日帰りの子から月単位のお預かりの子がいますが、
症状が緩和したらお家に戻る子や、週末はお家で過ごす子が
ほとんどの様でした。

高齢になってからの刺激は、薬より効果があるんじゃないかと。
今月で18歳になる我が家のひばりが、痴ほうもなく元気で居られるのは、
一緒に生活している三郎やひばりが大好きなウズラからの刺激があるからで、
多分、ひばりだけの生活だと食べて寝て食べて寝るだけの繰り返しで、
今の様な若さや体力はないと思います。

しっぽ長も整体師の前は18年間ペットシッターとして
自宅で基本フリーな状態でのわんちゃんのお預かりをして来ましたが、
食事を自分で出来ない子や歩けない子はお預かりしていませんでした。
それは、介護の必要な子たちのお世話をしている間、
他の子たちに目が行き届かなくなったり、
健康面に不安があるため。
普通のペットホテルでは、高齢犬のお預かりは
なかなか受け入れてもらえないのが現状。

介護は、多大な労力も時間もかかり、不安だらけだと思います。
そんな時にオレンジライフ湘南さんの様な存在があると、
かなり心強い!と今回の見学会に参加させて頂き感じました。
わんちゃんが元気な内に、一度見学をさせてもらうのも良いかもしれませんね。

そうそう、オレンジライフ湘南の代表の方が教えて下さいましたが、
老犬ホームに望む基準は飼い主さんそれぞれですが、
絶対に譲っては行けない事は「いつでも面会が出来る事」
いつでも面会が出来ないホームは避けましょう。

ふぅ、たまに真面目な事を書くと疲れるぜ(-_-;)